2012/05/11

フレームセンター 額装のココロ

お世話になっております。
フレームセンターのスギャマ シンヤです。
なんか定着してきたような、この早口言葉風の発声。

新聞やテレビで見るように、本当にいろいろな事が起きてます。
皆さまもなんとなく感じるところがあると思いますが、
あまり良くない、悲しい出来事が多いように思われます。
いつ災難がふりかかってくるか、全く予断を許さないこの頃、
毎日気を抜かず、大事な人の所在を常に確認していくことが大切だなと。


先日のことですが、いい仕事をさせていただいたと思えることがありました。

ある日の午後、ある紳士が来店され、
自分の会社の資料館があるのだが、そこの額を入れ替えたい。
とおっしゃられたのです。
「キターッ!」です。『額を入れ替えたい』なんと美しい言葉でしょうか。
この言葉を日々待ち続けて、
僕たち額装に関わる人間はヒーヒーフーフー呼吸をしているのです。

話しをお伺いすると、会社の創業100周年の記念行事の一環として
資料館の内装を一新したいとのことで、今まで使っていた間に合わせの額を替え、
オーダーのかっこいいフレームで統一されたいというのです。
その姿勢がかっこいい。ああ、かっこいい!

打合せをして原稿をお預かりに行きました。
さすが100年の歴史です。「明治」の年号が入っているものがあります。
また一企業の資料というだけでなく、
その業界の貴重な歴史資料だなぁと思えるものも多数ありました。

フレームのチョイスも完璧でした。
古いものを額装するアンティークな風合いの新しい額縁。
これこそ額装の醍醐味であり使命です。額縁が中身をさらに生かすのです。
額縁という不思議な存在の本領発揮です。



























今回の一連の仕事はとてもやりがいのある仕事であり、
僕自身とても勉強になりました。
大日本アガ瓦斯製造所、改め 
大日本アガ株式会社 鋤柄社長様
創業100周年まことにおめでとうございます。
また仕上がりにとても喜んでいただき、本当にありがとうございました。
セントラルフレームセンター、
今後とも皆さまのメモリアルな行事のお手伝いをさせていただきたいと思います。
お気軽にお申し付けくださるよう、よろしくお願い申し上げます。











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