お世話になっております。
最近さらに20世紀を引きずる男 スギャマ シンヤです。
なぜ20世紀を引きずっているかというと、最近車でのBGMに僕「チャゲアス」聴いているんです。
「チャゲ&飛鳥」さんです。全盛期の頃はその存在はイヤでも目に入っても、
当時はまったくというくらい興味が湧かなかったのですが、
ここ最近は、初めて聴いた。こりゃ、いいね!という感じで積極的に聴いてます。
でも不思議なことに家族にはかなり不評で(笑)、
僕がノリノリで「チャゲアス」聴いていても、
キモい、キモいと言われてすぐに別の音楽に変えられてしまいます。

「チャゲアス」のについての薀蓄はいくつかありますが、
一つ例を挙げると名前の表記の変遷です。
1978〜1988 チャゲ&飛鳥
1989〜1990 CHAGE & ASUKA
1990〜2000 CHAGE & ASKA
2001〜 CHAGE and ASKA
こんだけ変わってます。笑っちゃいけません。
本人達はいたって真剣にどの表記がその時代の中で、
一番キャッチーなのかを考慮しての変遷なのだと思います。
「これからは略してC&Aでいいです。」なんて、本人達が言っていた時もあったような気がしますが、
「どうしてチャゲアスを略すとC&Aだ?伸びてるじゃね〜か」と定着しませんでした。
本人達はいたって真剣。というのは20世紀のポップカルチャーを語る上で
非常に重要なキーワードなのではないでしょうか(笑)。
いや、僕の文章の書き方がよくないから、なんかバカにしているように、
読まれるかもしれませんが、実際、今僕は一人で車に乗れば「チャゲアス」聴いているんです。
すごく気持ちいいんです。
なぜ、全盛期当時は僕にはキモかったのか?
なぜ、今は気持ちいいのか?
‥それは20世紀をまだズルズルと引きずっているから?いや分かりません。
まぁ、このテンションがいつまで続くのかは分からないですけれど‥。
その他ブルーノ・マーズもすごく気持ちいい。

さて一つここで衝撃の事実を発表します。事実です。
「チャゲアス」僕の名前を歌の中で連呼しています。
曲は「ロマンシング・ヤード」。聴いてみてください(笑)。
「〜ロマンシン(グ)ヤー(ド)♪」これは実際は「ロマン真也〜♪」と聴こえます。
空耳アワーじゃないですよ。こじつけじゃなくちゃんとそう歌ってますから。
って、言ったわいいけれど、ロマン真也ってなんですか?

話は変わって、先週末、学生時代の後輩の結婚式に出席しました。
式場は伊良湖ビューホテル。渥美半島の先端、まさに地の果てです。名古屋から車で2時間半かかります。
彼とは話をするのも6、7年振り。いきなり伊良湖で結婚式を挙げるから出席してください、とは
20代の若者なら若気の至りで許せますが、
後輩とはいえ、30代後半のオッサンのする話だと笑えません。
しかも、相手は22歳。15歳年下の歳の差婚だというのです。ま、まさか‥です。
で、当日は予想通り雨が降りました。スーパーレインマンの僕が降らせました。
ビューホテルです。ビューの実力を発揮できなければ、ただのクソ遠い結婚式場になってしまうのです。

さてここで額縁の話。結婚式における額縁の役割とは。
理想を言えば、引き出物の一つとして、
オシャレなフォトフレームに二人の写真を入れて70枚ご注文、となれば
これはおいしい話ですけど、こういうのは滅多にありません。
もっとも分かりやすく機会が多いのいえば、ウェルカムボードに使う額縁です。
受付にウェルカムボードがありましたが、うむむ‥イケていませんでした。
K太郎君にウェルカムボードの額をは僕に頼むような機転があったら、
まずこの長旅も無かったでしょう。
額縁屋として見なかったことにしようと心に決め、
K太郎君のクローンのようにそっくりな弟くんに御祝いを渡しました。
K太郎よ、次の結婚式があるなら、ウェルカムボードの額縁は僕に選ばせることだな。
小雨降る寒い中、風船飛ばしの余興を終え、結婚式は終わり披露宴に移ります。
あの風船は誰も回収なんてしないよなと、不粋なことばかり考えている内に披露宴は始まりました。
司会は「くすぐり」をソツなく入れるプロっぽい従兄弟氏が完璧にこなしていました。
最初僕が司会を頼まれたいたのですが荷が重過ぎると断りました。
これは結果的に僕が断って正解でした。
披露宴はとてもよかったです。それはそれはよかった。なにせケーキが美味かった。
ではなくて、ヒューマンドラマはというと、祝辞は新郎側がお決まりの
年配の方の、ここ伊良湖をふまえた難解な長い話。
片や新婦側は姉妹のようだった従姉妹さんの思い出話。
まだこの辺は大丈夫です。僕の涙腺も無反応。
しかし、「知〇バスの西野カナ」こと新婦の「お母さんへの手紙」にはガツン!とヤラれました。
「部活をサボった」とか「門限を破った」とかの「やんちゃメモリー」を並べる正攻法で文章を整え、
最後に「‥でもこれからもママの大事な娘です」で〆る。
僕は完璧にKOされ号泣オッサンです。
K太郎君は知〇バスの運転手です。
観光バスの運転手とガイドさんのムフッ(死語)の御結婚です。

K太郎君は今はバスの運転手ですが、学生時代はお寿司屋さんでバイトをしていましたから、
寿司ケンと呼ばれてしました。
次の日に寿司ケンより留守電は入っていました。
「いや〜、ほんとにいい結婚式を開かせてもらってありがとうございます。
いますごくうれしいです。今から僕たちハネムーンに行ってきます〜♪」
寿司ケン。いやバスケン。自分で新婚旅行をハネムーンと言ってしまう男よ。37歳よ。
ハネムーン。蜜月。壇蜜最高!(みんなで壇蜜最高〜!)。

悪態ばかりついてきましたが、
心に残る結婚式に出席させていただきありがとうございました。
バスケン君、ミキさんご結婚おめでとうございます。
以上、ロマン真也でした。
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