こんにちは、セントラルグラフィックセンターの畔柳です!
5月11日、ついに発売された『Adobe Creative Suite 6』。
今回の各バンドルソフトの中でも、『Photoshop CS6』の進化は特にめざましく、
まさに「Photoshopマジック」と呼ぶべき驚くべき新機能が搭載されています。
●『コンテンツに応じたパッチ』
Photoshopでは、CS5から、『コンテンツに応じた塗り』という機能が搭載されました。
これは、選択範囲を同一画像内のコンテンツの中からランダムに抽出した、
テクスチャで塗りつぶすという機能でした。
写真に映った邪魔な物体などを、最初から映っていなかったように消去できますが、
塗りつぶすテクスチャを自動で選んでいるため、
思い通りの塗りが行えない場合もありました。
こうした失敗を解消してくれる新機能が、『コンテンツに応じたパッチ』です。
この機能により、「コンテンツに応じた塗り」でどの部分をテクスチャとして、
使用するのか手動で選択でき、思い通りに違和感ない修正が出来るようになったとのこと。
添付画像では、女性の右肩上にあった窓が同機能によって、
きれいに消されているのがわかります。
●Photoshopで動画と3Dデータが扱える!
動画編集機能は、CS5のExtended版から搭載された機能ですが、
CS6では通常版でも可能となっています。
ビデオクリップを自動的に繋ぎ合わせてくれるビデオグループの作成、
効果を追加できるトランジション、
オーディオトラックの追加といった新機能も追加されています。
また今回Extended版では、3Dデータを扱える独自機能が追加されました。
テキストデータから3Dロゴを作成したり、
他の3Dソフトで作成したデータを読み込むこともできます。
これは新たに搭載された『アドビ・マーキュリー・グラフィックス・エンジン for 3D』
によって実現されたもので、3Dデータがサクサク動く描画速度を実現しているとのことです。
その他にも性能・描画速度が大幅に向上しており、
TIFF形式60MBの画像ファイルを開いた場合、
CS5ではパタパタとパーツが連続して表示される描画となるが、
CS6では画像全体が素早く一気に描画されるようになりました。
また、「ゆがみ」フィルターのような重い処理も、
CS5ではドラッグに対してワンテンポ遅れて処理されていたのが、
同時に処理されタイムラグが全く発生しなくなりました。
まだまだ、CS6にはさらなる驚愕の新機能が搭載されています。
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