
アートビル4F、セントラル・アートギャラリーでは、
『行動美術中部作家小品展2011』を開催中です。
日本の美術団体の中でも長い歴史をもつ、「行動美術協会」、
その中部地区の作家の方々による洋画・彫刻を中心とした展覧会です。
今回は東日本大震災の支援チャリティーを兼ねて開催されており、
作品販売の売上の一部は被災地へ寄付されます。

個性的な芸術主張を掲げる同協会の方々の作品だけあり、
強烈な個性をアピールする作品たちが約40点展示。
この前衛的な空間に身を置くことは多くの方々にとって刺激的に違いありません。
各々の作品が、まるで生き物の一部かのような、非常に有機的な質感を持っているのは、
芸術作品というものが、作家の中で生き、うねり、時にはねじ曲げられ、
時間の中で度重なる変化が発生していく所以なのか、と感じさせられます。
どの作品にも、観る人にとって様々な解釈が生まれるにしろ、
とても大きな声で、その叫びを私たちに訴えかけてくるのではないでしょうか。
彫刻作品では東海地方を代表する作家、石黒鏘二氏の作品も出展されています。
名古屋においては、伏見の電気文化会館の前にあるモニュメントが有名ですね。
ぜひお誘い合わせの上、ご来場くださいませ。
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『行動美術中部作家小品展2011』
4月26日(火)〜5月1日(日)
開廊時間:11:00〜19:00(最終日のみ17:00まで)
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