今回は、アートファクトリーの中でも少し変わった加工をご紹介します。
それは「クロマテック」です。
インレタってご存知ですか?インスタントレタリングの略で転写シートと書いてあるものもあります。
私が小さい頃は、カセットテープのラベルによく貼ったりしていました。
今でも、パッケージサンプルや工業サンプル製作。建築模型からプラモデル。鉄道模型などで幅広く
使われています。
このクロマテック(インレタ)をオリジナルで1枚から制作できるのです。
少量製作のデザインサンプルやフィギュア、模型まで。。。あなたの仕事から趣味までお手伝いします。

パッケージサンプルなどで今でも大活躍!
さて、詳しい入稿方法などはホームページを見てもらうことにしまして、今回は少し裏側を覗いてみましょう。
それでは、クロマテック工房にお邪魔します。
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工房では、クロマテックのプロがお客様のイメージを形にするべく、日々技術を駆使しています。
クロマテックは基本的にすべて手作業で製作しているのです。
今回は、アートファクトリーのロゴを作ってみます。
まず、色作りから。基本のインク数色から、ありとあらゆる色を生み出します。
色はクロマテックの命です。イメージ通りの色が出来るまで何度でも作り直します。
ほんの一滴、配分を間違えても色はガラリと変わってしまいます。
色はDIC、PANTONEなどから蛍光、金銀まで対応できます。

色を作り終えたら、シートに色や糊などをひきます。
そして、作りたいイメージ(ロゴ)を焼き付けます。
詳しい製作工程は残念ながらお見せできませんが、手間のかかる作業が続きます。

最後に不要な部分のインクと糊を落とします。
まさに一瞬の技!!あっという間にイメージが出来上がってきます。
文章で書くと簡単ですが、ほんの少しのミスも許されない難しい作業の連続です。
失敗したら、最初から作り直しです。

完成しました。細かい文字までつぶれることなく出来上がっています。
このクオリティの高さが、セントラルのクロマテックの自慢です。
早速、転写してみましょう。
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必要な部分のみ切り出して、仮止めテープなどで固定して擦って転写します。
スタイラスという専用のツールがあると、うまく転写できます。
私の場合、細かい部分などは爪楊枝を使って転写しています。

アートファクトリーのロゴがきれいに転写できました。
どうですか?アートファクトリーのトラックが走っている様に見えませんか?
このように建築模型やジオラマ、オリジナル模型製作にクロマテックはかかせません。
セントラル画材のクロマテックは、イメージ以外に糊が付かない仕様となっていますので
たいへんリアルに仕上げることが出来ます。
ここまで読んでいただいて、何かアイデアは浮かんできましたでしょうか?
クロマテックの使い道は、みなさまのアイデア次第です。
ぜひ、ご注文をお待ちいたしております。
2 件のコメント:
トラックの写真が凄くリアルに写ってて、びっくりです!模型には欠かせないのも頷けます!
伊藤です。
かなり細かい文字も作ることができるので、
細かいディテールをお作りになるときは
是非ご検討ください。
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