2012/09/21

◆アップル、『iOS 6』を提供開始!

こんにちは、セントラルグラフィックセンターの畔柳です!

アップルは9月19日、『iOS 6』の提供を開始しました。
対象機種はiPhone 3GS/4/4S、iPad 2/第3世代iPad、iPod touch(第4、5世代)となります。
PCに各端末を接続し、iTunesを起動するか、
「iOS 5」搭載端末の場合は、設定メニューから「Over The Air」形式で入手できます。

今回は200以上といわれる新機能のうち、4つの機能の概要をご紹介します。


●大きく変わった「マップ」アプリ
iOS 6から標準アプリである「マップ」が大きく変わっています。
iOS 5以前はGoogleが提供するアプリを使用していましたが、
iOS 6からはアップル自身が提供しています。

新しいマップに関する所感ですが、以前のマップに比べ圧倒的に情報量が少なく、
主要な建物や鉄道路線が表示されないことがあるため、
都心部を表示しても空き地があるかのようにすら見えてしまいます。

優れている点としてはベクトルデータで地図が提供されるようになったため、
回転や拡大が非常に美しくスムーズになった点が挙げられます。
また、「Flyover」という航空写真を斜めから見た鳥瞰図として表示する機能が加わりましたが、
建物等の3D化はまだ日本国内の地図には対応していないようです。

現時点ではGoogleの地図に比べ明らかに劣っている部分しか見られない「マップ」ですが、
今後どのように盛り返していくのか、どう受け入れられていくのか見物ではあります。


●強化されたコミュニケーション機能
iOS 6では電話、メール等のコミュニケーション機能にもかなりの強化が見られます。

まず、電話の着信画面の「拒否/応答」の右側に電話型アイコンが追加され、
着信時上にフリックすると、「メッセージで返信」「後で通知」のボタンが現れます。
それぞれ、拒否した上でメッセージでの返信、
拒否した上でリマインダーにタスクを追加するという操作を行えるようになりました。

また、「メール」アプリでは本文ダブルタップもしくはロングタップで
写真やビデオを添付できるようになりました。


●「おやすみモード」
設定メニューに新たに「おやすみモード」が加わりました。
これは指定した時間帯に着信音や各種通知音を鳴らさないようにするもので、
特定の人からの着信だけを受け付けたり、連続してかかってきた時だけ緊急要件とみなし、
着信音を鳴らすというような設定も出来ます。

機能的にはかつての国内のフィーチャーフォンの機能のような印象ですが、
iPhoneにも採用されたことは素直に嬉しいですね。


●「App Store」「iTunes Store」のリニューアル
「App Store」と「iTunes Store」は見た目が大きく変わっており、
ランキングや検索結果が横に並ぶような形になっています。
また、一度ダウンロードしたことのあるアプリを再ダウンロードするときや
アップデートする場合に、Apple IDの入力が不要になりました。


この他にも多くの機能が新たに提供されていますが、
日本国内では利用できないものも多く、まだまだ今後の対応待ちの要素が多いです。
しかしながら新OSがリリースされると、最新OSでしか動かないアプリなどが登場するのも必至。
アップデートを済ませて、気長に待ちましょう!

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