2012/03/20

画材店ブログ 色とりどりのご案内

こんにちは!画材店牧野です。

サカエ店、フレームセンターにならって、
こちらアートビル店でもブログタイトルを付けてみました。
なんの捻りもない題ですが、よほど不評でないようならしばらくこれでいこうかなと。


段々暖かくなってきて、花粉症シーズンですね。
社内でも鼻がぐずぐず、目がしょぼしょぼの方が増えてきています。
幸い僕はまだ発症していないので、大丈夫なのですが、
突然来るらしいので、今か今かとはらはらしています。
どうか来ないで…!!

ところで最近は青山陽一さんというギタリストが気になってます。
ブルースやファンクがベースの方とお見受けしているのですが、
それらしい泥臭さとか、アルコールや煙草の「汚れ」はあまり感じさせない
清潔感のあるプレイヤーだと思うんです。
でもちゃんと演奏の中には「ブルース」を感じさせる何かが含まれていて、
そのギャップに惹き付けられちゃうんですよね。
シンガーソングライターでもあるので歌詞も書きますが、
その歌詞もなんかいかんじで好きです。
彼だけの文体を持っている人だなあと。


ってことで今日は、
そんなオリジナリティ溢れる画材が2つ、ご紹介します。

ウインザー&ニュートンのオイルバーと



ダーウェントとインクテンスブロック


です。
この二つ、そのオリジナリティに共通点があるんです。
それは「棒」ということ。


オイルバーは名前の通り棒状の油絵具なんです。
そのままキャンバスに塗っても、ナイフで盛ってもいいし
もちろんパレット上での混色も可能です。
各種画用液も使用可能です。
ぱっと見と触った感触としてはクレパスのイメージですが、
塗ってみるともっと柔軟さがあるので、カタログにもあるとおり
まさに「バター」が近いですね。
厚手に盛り上げたりするときには非常に便利なのではないでしょうか。







こちらのインクテンスは書き味はクレヨンに近いものがありますが、
じつはこちら、水溶性なんですね。
なので、くっきりとしたラインも描け、
にじませたり、ぼかしたりなんてのもお手の物です。
水彩スケッチに手軽に持ち運びが出来るサイズで、
お値段も1本¥210とお手頃で、
手が汚れないカバーもあります。
ふっと思いついたときに制作できる手軽さと、
その後に描き足したりできる柔軟性と、
シンプルなだけに、奥の深い画材かも知れません。




どちらも事前の準備があまり必要なくて
筆などの描画材もつかわないので
まさに「色」を手にもって描くことが出来る画材。
非常に高い自由度を持っていますよね。

油彩、水彩の方はもちろんそれ以外の方にも
ぜひ試して頂きたい画材です!

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